知らないと効率半減!? ドライとウェットってなんのこと?

大掃除などで気合を入れて掃除をするとき、いつも以上にきれいにしようとして、いきなり濡れた雑巾やウェットシートで床を拭いていないでしょうか。じつはこれ、濡らした方がより汚れが落ちると思ってやりがちなミスのひとつです。ホコリやチリが床に残ったまま湿らせてしまうと、汚れが床に貼りついて取りにくくなったり、汚れを広げてしまいます。

このようなミスを防ぐためにも、汚れは「ドライ(乾いた汚れ)」と「ウェット(湿った汚れ)」に分けて考えることができると知っておきましょう。ドライとウェットを意識して掃除を進めることで、より効率的に、よりきれいに仕上げられます。

ドライ汚れとは?

ドライ汚れは、乾いたホコリやチリ、髪の毛、ペットの毛などです。これらの汚れは湿らせると、逆に取りにくくなってしまいます。

ドライ汚れの掃除法
1.フロアワイパーにドライシートを装着し、木目に沿って軽く掃き取ります。
2.取りきれなかった大きなホコリや細かいゴミは掃除機で吸い取ります。

ドライ汚れのポイント
ドライ汚れを湿らせると、床に貼り付き取り除きにくくなります。乾いた状態で最初に掃除することが大切です。

ウェット汚れとは?

ウェット汚れは、湿気や油分を含むベタつきやザラつきのある汚れです。食べこぼしや飲み物のシミ、窓ガラスの手跡などが該当します。

ウェット汚れの掃除法
1.ドライ汚れを取り除いた後、ウェットシートを使って拭き取ります。
2.洗浄液入りのウェットシートを使うと、頑固な汚れにも対応できます。

ポイント
ウェット汚れは、早めに処理しないと固まって取れにくくなることがあります。湿った状態で放置せず、早期対応が重要です。

効率的な掃除を目指して

汚れを「ドライ」と「ウェット」に分けることで、掃除の効率が格段に向上します。まずはドライ汚れをしっかり取り除き、その後ウェット汚れに取り組むことで、家全体を清潔に保つことができます。今年の大掃除は、この方法を取り入れて、効果的に掃除を進めていきましょう!